自作キーボード Mint60を組み立てた
自作キーボードのMint60を組み立てた。キースイッチとかキーキャップとか個別に揃えるのが面倒だったのでBoothでスターターキットを購入した。
組み立て直後は何故か片側のキーボードが動かなかったりしたが今の所安定して稼働している。ちなみにこの記事はMint60で入力している。
組み立て準備
電子工作を一切やったことがなく、当然道具も何も持っていなかったので必要と思われるものを揃えた。
- 温度調整機能付きはんだこて
- はんだこて台
- はんだ
- ハンダ吸い取り線
- 先曲がりピンセット
- マイクロニッパー
- コネクタ補強用の接着剤
この中でたぶん使わないだろうなと思ってたけど意外と役に立ったのがピンセットだった。
また、マスキングテープは買わなかったのを後悔した。組立時にかなり必要になる。今回は一緒に組み立てをした人がマスキングテープを持っていたので借りることで事なきを得た。
組み立て
組み立ては一人では心もとなかったので同じく自作キーボードを組み立てようとしている人を誘って共同で組み立てをした。
iPadで組み立て解説ページを開いておいて横に配置して逐次見ながら組み立てた。
ダイオードの取り付け。まっすぐなダイオードを手で一つ一つ折り曲げてボードに刺していく。他の記事を見たら専用の折り曲げ機を利用したりアクリル板を重ねたところに置いて一気に折り曲げたりしていたのでこういうのを真似ればもっと作業スピードが早くなった可能性はある。
刺し終えたら裏側からはんだ付けをするので落ちないようにマスキングテープで固定する。
はんだ付けをする。一列ずつはんだ付けしていって付け終えたらニッパーで余った線をカットして次の列にはんだ付けみたいな流れでやるとやりやすいことがわかった。
はんだの煙が顔にモロに来てつらかったので横に扇風機を配置して煙を飛ばすように工夫した。
スタビライザの組み立て。最初それぞれの部品の向きがわからず組み立てに地味に時間がかかってしまった。
組み立てたスタビライザをボードに固定する。
アクリル板にキースイッチを固定していく。Mint60は自作キーボードの中ではキーの数が多いので地味に大変だった。
MCUのUSBコネクタ補強用の接着剤を用意する。2種類の溶剤を混ぜて接着剤として使用するらしい。
コネクタ内部の接点に入り込まないように丁寧にコネクタ周りに盛っていく。
MCUのはんだ付け、キースイッチのはんだ付け、LEDのはんだ付けをした。
MCUのはんだ付けは接点と接点の距離がめちゃくちゃ近いので隣通しがくっつかないようにはんだ付けにかなり神経を使った。
LEDは裏面が接着面になっていたが接着面がはんだづけした突起が並んでいてでこぼこしていてとても貼れないので雑だがテープでなんとか接着した…
だいぶ見た目がキーボードっぽくなってきた。
2つとも組み上がって後はキーキャップをはめるだけという段階でPCに接続して動作確認をしてみた。あとあと他の組み立て記事を見てみるともっと早い段階で動作確認をしていたので、もう少し早めにやればよかったと思っている。
また最初に動作確認したときは何故か片側のキーボードしかLEDが光らない&キーボードが反応しない現象が発生し、いろいろコネクタを抜き差ししていたら唐突に両方使えるようになった。未だになぜ使えるようになったのかよく分からない。
キーキャップを取り付けた。このとき何故か左シフトキーが押したら戻らなくなってしまい何度か分解しても原因は不明だった(スタビライザーはちゃんと動作している)0Insのキーではなくテンキーの+を代わりに刺したらうまく動くようになった。