Haxeを試してみた

Twitterで話題になってて興味が出たので使ってみた。
HaxeとはHaxe独自の言語から、C++, C#, JavaScript,PHP, Javaなどのコードをはけるコンパイラです。
これを使うことによって一つの言語で複数のプラットフォームに対応できるという夢のようなシロモノ


とりあえず実用に耐えうるか試してみた
以下備忘録


注意!これは以下の環境で実施しています。

OS Mac OSX 10.6.8
Haxe Version 2.10



1.インストーラをダウンロードする
  ソースコードからコンパイルしてインストールとかめんどくさいんでインストーラを使用します。
  下記のページの「自動インストーラ」からDL

 http://haxe.org/download

2.インストールされたことを確認する
  ターミナルを起動して、インストールされたことを確かめてみます。

$haxe -v
Haxe Compiler 2.10 - (c)2005-2012 Motion-Twin
(略)

  上記ように表示されればOKです。


3.Haxelibをセットアップする
  HaxelibとはHaxeに必要なライブラリを簡単にインストールするためのツールです。
  以下のコマンドを入力します。

$haxelib setup
Please enter haxelib repository path with write access
Hit enter for default (/usr/lib/haxe/lib)
Path :

  ライブラリを置く場所を聞かれます。何も入力しなかったらデフォルトパスの (/usr/lib/haxe/lib)になります。
  Haxeインストールしたときに既にディレクトリ作成されているようなので、そのまま何も入力せずにエンターします。

  セットアップが終わったら、下記のコマンドを入力し、何も表示されなかったらセットアップ成功です。

$haxelib list



4.Javaを使える準備をする
  とりあえずJavaコード生成のテストをしてみましょう。
  Javaのライブラリをインストールします。
  先ほどセットアップしたhaxelibから下記のコマンドを入力し、インストールします。

$haxelib install hxjava

  インストールが完了したら、ちゃんとインストールされているか確認します。

$haxelib list
hxjava: [2.10.2]



5.Hello Worldを書いてみる
  HelloWorld.hx

class HelloWorld {
    static function main() 
    {
        trace("Hello World !");
    }
} 



6.コンパイル
  下記のコマンドを入力し、コンパイルを実施する。
  カレントディレクトリに生成されたコードと、コンパイルされたjarファイルが作成される。

$haxe -main HelloWorld -java ./